史跡斎宮跡全体模型扉修復工事完了

多気郡明和町大字斎宮地内にある、1/10国史跡斎宮跡全体模型が設置後十数年経過し、外観(特に扉部分)の破損が著しく、見学に見えた方々より苦情が多くあり、これを管理する明和町文化観光課より修繕の依頼を受け当会員の三重県建具工業協同組合支部の技能士が担当しました。

厚さ6ミリの木曽桧に2,5ミリのほぞ穴を堀り楔締めの加工を施したり、また扉の反り防止策として扉裏側に蝶がけをしてその裏桟に溝をつき上下の敷居にはめる新しい工夫を施しながら現状保存に努めました。

建具技能士の「技」を充分発揮することが出来、貴重な仕事が出来たことに感謝しております。

          
        

 

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