中小企業の若年者に対する実技指導の実施例

電子機器組み立て職種
訓練概要
1 日程  10日間
2 場所  要請企業の作業場
3 受講者 12名
4 内容  技能検定実技課題を活用した実技指導
      (電子部品の実装法・ハンダ付け作業の基礎実習等)
5 指導者 ものづくりマイスター(電子機器組立て) 1名
企業からの声
取引先の大企業から、作業者全員に技能検定2級合格レベルの技能(特に加工品質)とするよう要請されており、社内でも訓練を繰り返し実施してきたが、なかなか結果を出せない状況にあり、ものづくりマイスターの指導を希望した。その結果、技能レベルが向上し、大変良い成果があった。
受講者の声
工具等の使用方法の基本から丁寧に教えて頂いたので今後に活かせると思う。
ハンダ付けの品質レベルが向上したと評価されて、非常に良かった。
ものづくりマイスターの感想
実技指導後、取引先のライセンスに合格したと聞いて、非常に良かった。
受講者の品質レベルの向上も確認できるが、作業スピードもかなり速くなったと評価できる。
ハンダ付けの指導ハンダ付けの作業
機械加工職種
訓練概要
1 日程  20日間
2 場所  要請企業の作業場
3 受講者 5名
4 内容  実作業の効率化・技能伝承に関しての実技指導
      (段取り方法・加工条件・エンドミル再生方法等)
5 指導者 ものづくりマイスター(機械加工) 1名
企業からの声
マシニングセンタ作業について、加工者の殆どが初心者の為、段取り方法・加工条件等について、どれが一番良い方法か試行錯誤の状態で加工していた。
今回、ものづくりマイスターによる技能指導を受講して、段取り方法の効率化が図れ、加工条件改善により品質面の向上が図れた。
受講者の声
何が一番良い方法か、答えはこれから自分自身で見つけていかなければならないが、ヒントが見つかり、これからのやる気が増した。
技能検定というものに無関心だったが、技能アップの為これから挑戦していきたい
ものづくりマイスターの感想
加工条件・段取り方法等、切削加工の理論を指導することにより、機械加工の奥の深さをマスター出来た。自分自身が改善する意欲を持って、日々仕事に取り組んで頂きたい。
段取り方法指導再研方法指導